1999(平成11)年度から選択的に導入が始まった中高一貫教育は、およそ20年を経てさまざまな問題点が浮き彫りになってきました。

特に大きな問題が、学校の学習ペースについてゆけない生徒や、課題の多さに自分では学習計画を立てられない生徒が多いことです。こうした生徒たちにとっては、家庭での学習が立ち直りのカギを握っています。ここでは中高一貫校の生徒に対応した、家庭教師のサポート体制について紹介します。

中高一貫教育で指摘される問題点

文部科学省の資料でも指摘されている通り、中高一貫教育の制度を導入した狙いは、学力の定着と向上を図ることです。もちろん今までの中学校~高校という流れの教育よりも、ハイレベルな学力アップを目標にしています。

ところが教育現場からは、生徒間での学力差が大きくなることや、高校受験がないために学習意欲が低下するなどの意見が報告されているようです。ただしこうした課題についての具体的な解決策は提示されず、各学校ごとの対応に任されているのが現状です。

 

1対1で対応できる家庭教師のメリット

中高一貫校の学習の流れは、一般的な中学校~高校での学習よりも進み方が速く、課題やテストの量もかなり多い傾向にあります。そのサポートをするためには、生徒ごとに柔軟な学習計画を立てられる、家庭教師のシステムが適しています。

 

1のポイントは生徒の学力を見極めること

中高一貫校の授業では、内容が高度なうえに進度も速いため、理解不足をそのままにしておくと、授業そのものについてゆくことが難しくなります。この状況で何の対策もとらないと、できる生徒との学力差は広がる一方です。

では予習型授業が中心の学習塾で、先どり授業を進めることが解決策になるのでしょうか?

実はこのタイミングで重要なのは、生徒の学力と理解度を正確に把握することと、必要な基礎的内容から復習することにより、生徒の理解力を高めることなのです。

 

まずは生徒に合わせた学習計画が必要

学校の授業についてゆけなくなった場合、その原点まで1度戻って、原因を見つけ出す必要があります。分からない単元をそのままにして、さらに先の単元を理解しようとするのはかなり難しいでしょう。

生徒1人に講師1人の家庭教師なら、学習計画はその生徒だけに合わせて作ることができます。

ほぼカリキュラム通りに進む一般校に比べて、中高一貫校では独自の進め方で授業を行う場合が多いので、通常の学習塾では対応しきれない部分があります。その点家庭教師は柔軟な学習計画により、基礎学力を高めながら生徒の理解度をチェックして、復習と予習とをバランスよく進めることも可能です。

 

柔軟性が結果につながる、家庭教師の学習サポート

勉強が分からなくなった生徒にとっては、1度基本に戻って理解し直すことが大切です。家庭教師の強みは、基本から応用まで生徒に合わせて柔軟に対応できること。では中高一貫校の場合、どのようなサポートが可能なのでしょうか?

 

無理に予習を進めず復習で基礎固め

他の生徒との学力差が気になったり、学校の授業についてゆくことが難しく感じたら、まずは今までの学習方法を見直す必要があります。しかし生徒自身が学習計画を立て直すことは、あまりにもハードルが高すぎます。

この時家庭教師のシステムでは、最初に生徒と一緒に原因を考えます。どこから分からなくなったのか、今何をするべきなのかを明らかにして、焦らずそこから復習計画を立てます。もう一度基礎固めから始めるわけです。

また中高一貫校では課題や小テストが多いため、そのサポートも同時に進めなければなりません。これらをバランスよく実践するために必要なのが、柔軟性のある学習計画なのです。

 

理解力がアップしたら周りに追い付く予習授業

中高一貫校のシステムでは進度が速いために、分からない生徒のために同じ単元を繰り返す時間がとれません。また生徒の側からしても、自分が納得できるまで質問することは難しいでしょう。

この状態が継続すると、先に進むほど理解不足の部分が増えてしまいます。家庭教師によるサポートがあれば、生徒の分からない部分を分かるまで説明し、演習を進めることで知識を定着させることができます。

生徒は基礎固めと同時に理解不足の解消もでき、徐々に全体的な理解力が高まってきたら、学校の他の生徒との学力差をなくすために、予習授業を行うことも可能です。

このように講師と生徒が同じ目標を共有することで、お互いに信頼関係が生まれます。生徒にとっては家庭教師というサポーターがいるため、学校の授業に対する不安感がなくなります。生徒が前向きに学習に取り組めるようになれば、さらに上の目標を設定することも夢ではなくなります。

 

まとめ

確かに中高一貫校は学習の進め方が速いのですが、重要なことは基本演習を繰り返して、学習のポイントをつかむことに変わりはありません。

焦らずにもう一度基礎固めからスタートして、柔軟な学習計画で学力アップを目指すこと、家庭教師のシステムなら、それは充分に可能なことです。

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