成績が伸びずに悩んでいる時に、学校以外で学習サポートを受けるとすると、選択肢は家庭教師か学習塾になるでしょう。しかしそれぞれに特徴があり、合う生徒と合わない生徒がいることも事実です。

では、家庭教師と学習塾を組み合わせて、学習効率をさらに向上させることはできないのでしょうか?ここからは、家庭教師と学習塾とを併用する方法について考えてみましょう。

 

家庭教師と塾の併用は可能?

現在主な学習塾は、集団指導タイプと個別指導タイプに分かれています。そのどちらかと家庭教師を併用するとしたら、どのような点に注意して組み合わせればよいのでしょうか。

 

家庭教師と集団塾との併用

集団塾は数人から十数人程度のクラスで、学校と同じように1人の講師が授業を行いますが、受験や基礎の復習などにコース分けされているため、目的に合わせた学力アップが狙えます。その反面、全員が同じペースで学習するので、分からない課題が未消化のまま残される可能性があります。

また、質問が苦手な生徒の場合、集団塾ではなかなか効果が上がらないとも言われます。そこで集団塾で基礎固めと演習を行い、残された課題を家庭教師の指導で確認すれば、理解度がさらに深まるかもしれません。

 

家庭教師と個別塾との併用

一方の個別指導塾では、通常1人の講師が2人の生徒を交互に指導します。この場合指導の時間と演習の時間を切り替えることで、生徒2人を同時に指導するわけですが、指導時間と演習時間とのバランスは、46と言われており、自分で問題を解く時間の方がやや多めです。

しかもカリキュラムがほぼ決まっているため、生徒に合わせた柔軟な指導が難しいという面もあります。その点をカバーするために家庭教師を活用すれば、生徒の理解度に合わせた柔軟な指導ができる上、問題演習も十分にこなすことができるでしょう。

 

組み合わせの相性が重要

家庭教師と学習塾を併用する場合には、それぞれ別々に考えるのではなく、上手に連携させることを考えるべきでしょう。お互いのシステムを補完できる関係にすれば、生徒の学力アップに結び付くはずです。

 

併用を検討する上でのチェックポイント 

家庭教師と学習塾との併用は、生徒の学習進度と理解度、それに性格まで含めて考慮する必要があります。また多くのメリットがある反面、いくつかのデメリットがあることも知った上で検討したほうがよいでしょう。

 

併用する場合のメリット

学力がなかなか伸びない生徒は、学習の習慣化が定着していないケースが多いと言えます。家庭教師と学習塾を併用することは、結果的に学習する機会を増やすことになり、それぞれに学習管理が行われ、必然的に生徒の学習量は増加するでしょう。

さらに家庭教師には、生徒に合わせた柔軟な学習計画が可能という大きなメリットがあります。1つの流れに沿ったカリキュラムではなく、生徒の学習進度と理解度を反映させて、柔軟に計画を立て直すこともできます。

質問することが苦手な生徒にとっては、マンツーマンでやりとりできる家庭教師の存在は、精神的に大きな支えになるでしょう。このメリットを生かせば、学習塾で基礎の定着を図り、家庭教師で学習の理解度を高めるという理想的な流れが作れるかもしれません。

使用するテキストは、家庭教師の場合は柔軟に対応できます。学習塾で使っているテキストを、共有することも可能です。教材に関する不安やデメリットは、考慮しなくても問題ないでしょう。

 

併用する場合のデメリット

併用する上でのデメリットとしては、やはり家庭への経済的な負担が増すことが挙げられます。まずは併用することが本当に必要かどうかを考え、必要な場合はなるべく負担が小さくなる組み合わせを選ぶことをおすすめします。

また、生徒にとっては学習量の増加が負担になる可能性があります。学習量を増やした結果、逆に効率が悪くなるケースも少なくないからです。事前に家庭内で話し合いの場を設け、生徒自身の意見を聞くことも重要でしょう。

 

それぞれの利点を生かすことがポイント

集団指導・個別指導に関わらず、学習塾は基礎学力の向上と、学習習慣の定着化に向いていると言えます。一方の家庭教師は、生徒の理解度を深める学習指導に適しています。両方を併用するなら、それぞれの利点を生かして組み合わせることが大切です。

学習塾では主に基礎の定着と、実践的な問題演習を中心に指導を受け、理解不足の課題解決に家庭教師を活用するなど、お互いのメリットを最大限に生かせれば、生徒のやる気も学力も右肩上がりになるかもしれません。

 

まとめ

学習の現場では、家庭教師と学習塾を併用することは、決して珍しいケースではありません。それぞれのシステムごとに優れた点があるため、それを組み合わせれば学力アップにつながる可能性が高いからです。

もしも併用を検討するなら、やはり生徒の意思を優先して、生徒にとって最適な組み合わせを考えてください。その上で、それぞれの学習プランナーに相談し、家庭教師と学習塾とが補完し合えるような仕組みが作れれば、生徒の学力アップに大きく貢献するはずです。

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