最終更新日 2022年6月29日 by Aurora

目標を決めたら、その目標に向けての計画を立てることは、どんな分野でも基本中の基本です。

ところが勉強の話になると、計画が立てられなかったり、計画通りに進められなかったりする悩みをよく聞きます。

一体なぜでしょうか?

 

勉強を効率よく進めるためには、計画を立ててそれを実行することが必要不可欠です。

今回は、どうすれば計画的に勉強ができるのか、その方法について解説します。

学習計画の具体的な立て方なども参考にしてください。

 

 

まずは計画を立ててみよう

 

勉強もスポーツも、ゴールを目指す点では同じものです。

目標がなければ本気になって勉強することはできません。

そこで目標を設定した上で、計画を立てることが必要になるのです。

 

なぜ勉強には計画が必要なのか?

 

勉強には受験のように明確な目標があるものと、普段からコツコツと積み上げてゆくものと、大きく分けて2つのタイプがあります。

どちらも習うべき範囲が決まっていて、しかも身につけるべき内容は膨大な量です。

 

もしも全くの無計画に、中学校3年分の勉強を自分で進めるとしたら、3年間では全然時間が足りなくなるはずです。

それを大まかに3つに分けて勉強する、つまり1年生から3年生までの勉強の流れも、実は計画の1つなのです。

さらに1年間を3つの学期、もしくは前期と後期とに分けることも、やはり計画の1つだと言えるでしょう。

 

計画を立てるメリットとは?

 

長期でも短期でも、期間はいずれにせよ、計画を立てる時には必ず目標を設定します。

そうすれば、現在自分が計画の中でどの位置まで来ているのかが明確になります。

目標を1つクリアしたら、次の目標に向かって進み始めることで、モチベーションを維持できるという効果も生まれます。

 

勉強する時に大切なのは、このように自分の位置を確認することです。

この時期までに、ここまで終わらせるというチェックポイントが明確にならないと、勉強の効率は大幅にダウンするでしょう。

それを防ぐ目的としても、客観的に自分の立ち位置を確認するための計画が必要なのです。

 

 

勉強の計画を立てるポイント

 

実際に勉強の計画を立てる場合、実行不可能な計画や中身が空っぽな計画では意味がありません。

ここからは、勉強の計画の具体的な立て方について考えてみましょう。

目標は受験でも学校の成績アップでも、どちらでも構いません。

 

まずはやるべき内容をリストアップする

 

計画を立てる上で意外に忘れがちなのが、全体的な内容を把握しておくことです。

目標を決めるにしても、自分が一体どれだけの勉強をしなければならないのか、その全体像をつかんでおかなくてはなりません。

 

そこで計画を立てる前に、勉強するべき内容を全部リストアップしてみましょう。

あまりにも量が多すぎる場合には、自分が苦手にしている分野だけに絞っても良いので、すべての教科でリストを作ってください。

基本的には、このリストの各項目を計画表に貼り付けるわけです。

 

長期計画と短期計画を立てる

 

さて勉強すべき内容が洗い出されたら、次に長期的な目標を設定します。

これは受験だったら合格することで、学校の勉強であれば年度末のテストでの到達点でも良いでしょう。

必ず最終的なゴールを設定するようにしてください。

 

ゴールを設定したら、その目標に向けて、歴史の年表のようにスケジュールを組み立てます。

この時には最終的な目標に対する長期計画と、それを細かく分割した短期計画を立てるようにします。

 

例えば、年度末のテストで各教科10点の得点アップを目指すなら、それを長期計画にして、そこに至るまでのステップを、1ヵ月ごとの短期計画として設定してみましょう。

さらに細かく、1週間ごとの超短期計画にすることも可能です。

 

1年という長いスパンで目標を目指すには、毎日の勉強では進度や到達度が明確になりません。

それを把握するために、短期計画を立てて自身の到達度を、分かりやすいスケジュールで確認することが必要なのです。

 

1日1日のステップを短期計画で確認して、その短期ステップの積み重ねをチェックポイントにすれば、1年間もしくは3年間という長い計画も、目に見える形で管理することが可能になります。

短期計画の連続が、長期計画になることを意識して、上手にスケジュール管理をしてください。

 

家庭教師のサポートも効果大

 

自分の苦手な分野が見つけられなかったり、どこから始めれば良いのか分からなかったりする場合には、勉強のプロである家庭教師に、サポートを依頼するという方法もあります。

家庭教師なら、計画の進み具合や到達度の管理まで可能なので、自分だけで悩む前に相談してみましょう。

 

 

まとめ

 

勉強は、無計画に進めても結果はついてきません。

まずは短期的な目標に向かって毎日の勉強を習慣にして、その繰り返しで長期的な目標を目指すことが必要です。

そのためには明確な計画を立てなければなりません。

 

計画を立てる時には、自分のペースで実行可能な内容にしましょう。

短期間で目に見える結果を出すことを求めないで、毎日勉強を積み重ねることで、長期的に目標を達成するようにしてください。

そして、計画を立てただけで終わり、という残念な結果にならないようにも注意してください。

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